でいりいおくじょのBLOG

2024.11.26

察するって・・・。

なんで、詩を書いているんだろう?

って、昨日から考えています。

 

書かずにはおられないようなことなど何にもないし

世の中から詩がなくなっても、私はたぶん大丈夫。

だって、1年くらい前まで、詩のことなど全く考えずに暮らしていたわけだし。

 

これが

本を読むとか

文章を書くとかだったら

そうじゃない。

 

やらずにはおれないと思うんですよ。

 

エッセイだったら

別にどう思われようが、どんな出来であろうが

やっぱり書き続けると思うんです。

 

でも、詩は無理だと思うのはなんでだろう?

例えば料理で考えると

 

一所懸命作った料理を

手つかずで残されたとして

 

それがエッセイだったら

別に、平気でいられる。

いや、多少は、なんでやねん?って思うけど

その料理の出来不出来は、自分がわかっているから。

上手くできていなくても、どこがまずいのかを、自分なりに理解できると思うから。

 

でもそれが詩だったら

なんで、一口も食べなかったんだろう?

何が悪かったんだろう?

って、途方に暮れる。

 

なぜ手もつけずに残したか

見た目が悪かったのか

素材がダメだったのか

盛り付けがアウトだったのか

冷めていて、ダメだったのか

あるいは、食べる人の方に好き嫌いがあったのか

そもそも、そういう料理法が嫌いだったのか。

 

いろいろ悩んで落ち込むと思う。

まさに、それ、今の状態。

 

ここまで書いて、気づいたんだけれど

 

詩は料理と違って

誰かのために書いているのではなく

自分のために書いている・・。

 

そこが料理と違う。

だから、料理たとえは、ちょっと違うのかも。

 

でも、こういう教室で添削をしてもらうとなると

やっぱり、誰かに料理を食べてもらうのと

少なからず、状況は同じじゃないかと思うから

やっぱ、同じように思ってもいいんじゃないの?

 

不味いなら不味いと言ってほしい

そして

できれば、どう不味いのかを教えてほしいと。

 

いやいや、そんなことは自分で考えろ

自分で、これでいいという詩を書けるようなるまで

努力をしろ。

そもそも努力が足りないのだ。

 

もう一人の私が、私を叱る。

 

でも、先生に教えてもらいたいから

教室に行っているんじゃないのか。

 

もう一人の私が反発する。

 

その程度のことで努力したつもりになるなよ。

勘違いも甚だしい。

 

努力っていったい何なんだ。

詩に対する努力って‥。

 

そんなことよりも

何も語られなかったってことが

どういう意味なのかを察するのだ

 

そこで、心折れるなら、そこまで

乗り越えられそうなら、そこから。

 

そんなこんなで

自分の中のもう一人の自分と戦って

今日は、無駄に一日が過ぎました。

 

本当は、やることがいっぱいあったんだけれど

全部のやる気を吸い取られてしまったみたいです。

 

すくなくとも

気持ちが後ろ向きになるようなことに

エネルギーを使うのは、やめたほうがいい。

2024年11月25日とら

生きるとは‥。

コメント

  1. 大原 より:

    おはようございます。
    吉本隆明さん、調べました。名言も読みましたけど、???です。 なんか立ち位置からして違いすぎてわからないです。
     料理が奥薗流で、詩も奥薗流でいいのではないですか? 逆に女性のやわらかな感性を詩の先生に教えてあげよう。くらいの気概でいいのではないですか? 素人の意見です。
    今、色々物価が高騰してるので、乾物使います
    切干大根 高野豆腐 先生に教えてもらったサラダにしたり、照り焼きにしたりして重宝してます。ありがとうございます。

    ありがとうございます。

    1. 奥薗壽子 より:

      優しいコメント、ありがとうございます。
      おっしゃる通りですね。自分流でいいと頭ではわかっているし
      別に、評価されたいとか、そういうのでもないのですが
      なんだろう?結局、甘えているのかもしれません。
      これでいいと思えるようになったら、少しは成長したってことだと思います。
      いい歳をして、まだまだ成長過程です。
      レシピ、いろいろ作って下さって感謝です。
      これからもよろしくです。

  2. 万能鶏むね大好き より:

    今日も先生の動画をいくつもみて、リンクがあったのでこちらに初めてきました。
    元気で明るい先生の印象だったのでびっくりしましたし、いつもおいしい幸せをいただいているので、元気になってほしくて書きました。

    料理、動画、ブログ、芸術鑑賞と、表現力豊かで多彩な先生を尊敬してます。
    先生の料理のおかげで家族が料理をとてもおいしく、健康的になりました。家族も先生に感謝しています。

    詩はまどみちおさんのような面白い音や口で暗唱しやすいものくらいしかわかりませんが、
    料理も、絵も、音楽も、文字も、わたしとしては、その対象とコミュニケーションしている気持ちで接してます。
    批評とかそういう前に、もっと気軽な関係のように思います。
    その作品を作ってくれた人との会話、それをみた人同士の会話、自分との会話がうまれて、
    なんか楽しいなー面白いなーっていいながら好きなものをお気に入りにしている感覚です。

    もし、先生の詩を拝見できるときがきたら、料理でいうおいしかった、こんな味もほしい、すぐ作れて助かりましたとか、
    なにかコミュニケーションできたらうれしいです。
    難解な表現があったら素直にこれはどういう意味ですかって聞いちゃうかもしれませんが、素人なのでご容赦くださいW

    いつも応援しています!
    寒いので、無理せずどうぞご自愛ください!

    1. 奥薗壽子 より:

      優しいコメント、ありがとうございます。
      めちゃめちゃうれしいです。感謝です。
      結局は
      このHPで、自分のだめさを書いて、皆さんに読んでいただいて、慰めてもらっているのです。
      つまり、読んでくださっている皆さんに
      めちゃめちゃ甘えている私なのです。
      本当にありがたいなあと思っています。これでまた頑張れます。
      感謝感謝です。これからもよろしくです。
      ありがとうございます。

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